初めて受けたときは、まわりが上級者ばかりでとても憧れました。
そして、自分もそんなパフォーマンスができるように頑張りたいと思いました。
初めてのときは腕の力もなかったので、
2時間半のオープンクラスの中でティシューに捕まってる時間よりも、
腕のストレッチをしている時間の方が長かったです(苦笑)
最初のうちは周りの先輩たちに全くついていけず、
少ししかクラスを受けていないのに、あきらめようとしてしまうことも多々ありました。
初心者(当時の私もふくめ)の方のくじけてしまう一番可能性の高い時期ですが、
そこでくじけずに続けようとすることが一番大事なことであると思います。
「今の自分にできることを継続してやればいい・・・」
そう思うと、かなり気が楽になりました。
クラスでは、先生が個人のレベルに合ったトレーニングをしてくれて
常に挑戦していく感じなので、毎回楽しく受講することができます。
できないときには、悔しい思いをしながらも
次のクラスではカンペキにしたいと思うので、続けて行きたくなります。
また、先生やアシスタントの方が
ひとりひとりをちゃんと見てくれていて指導をしてくれるので、
安心してクラスを受けることができます。
指先から足のつま先まで丁寧に動かすように指導してくれるので、
少しずつ慣れてくると自然とていねいな動きをしようと意識するようになれました。
クラスで楽しいことは、前までできなかったことが
何度もクラスを受けていくにつれてできるようになることです。
最初のうちはただ、ティシューにしがみつくだけで精一杯で、
くやしい思いばかりしていたのが、
一番上まで行けるようになって、技ができるようになっていって
自分の成長を感じるときが一番楽しいです。
空中で演技をするということは、地上で踊るよりも体の隅々まで
神経を使わなくてはいけないということに気づきました。
そのせいか他のジャンルでも、さらに今までよりも
ていねいに踊ったり演じたりすることができるようになりました。
私は中学の3年間で器械体操をやっていて、
硬くなってしまった筋肉によって柔軟性にかけた身体になってしまいましたが、
ティシューのクラスでは柔軟性も大事にした筋トレをしてくれるので、
前よりも体が柔らかくなり、動きの幅が広がりました。
これからもたくさん吸収していって、いつかモダンダンスの創作と
ティシューの表現をうまくできるようにしていきたいと思います。
(Aさん・さいたま市)